Article: ワンレングスアイアンをゴルフロボットで検証してみた結果は?

ワンレングスアイアンをゴルフロボットで検証してみた結果は?
ワンレングスアイアンをゴルフロボットで検証してみたら?
ワンレングスアイアンに対してよく寄せられる疑問
・「同じ長さなら番手ごとの距離差は出るのか?」
・「ロングアイアンでも本当に飛ぶのか?」
に、体感ではなくデータで答えるため、東大阪の株式会社ミヤマエの協力のもと、人間に限りなく近いスイングが再現できる最新鋭のゴルフショットロボを用いた検証を実施しました。
その結果、平均クラブスピード40.6m/sの同一スイング条件下で4番IからPWまでをうち比べると、総飛距離は163.6yd(4I)から109.1yd(PW)へ段階的に変化し、番手間で約10ヤードの距離差が確認されました。
【スイングスピードをほぼ一定に保ったままで番手間の総飛距離差は平均9.1yd差】

検証結果(要点)
- 同一スイング条件で番手のみを交換し、4I〜PWを各5球測定
- 総飛距離は番手ごとに段階的に変化(4I 163.6yd → PW 109.1yd)
- 番手間の総飛距離差は平均9.1yd差(最小7.5〜最大10.4yd差)
ワンレングスアイアン最大の誤解に、ゴルフマシンでの機械検証で答える
ワンレングスは番手が変わっても同じアドレス・同じスイングを目指せる一方で、議論が起きやすいのが「番手ごとの距離差」です。
しかし、人の試打では無意識に振り方が変わり、議論が“体感”に寄りやすい課題があります。
本企画では、最新鋭のゴルフマシンを用いてスイングパターンを固定し、番手だけを交換することで、ワンレングスにおける番手ごとの打ち分けを再現性ある条件で可視化しました。
*NOOGのワンレングスアイアンは全番手同じ長さ(36.5インチ)であるだけではなく、全番手同じ重さ(380±4g)に統一されていることが特徴です。

検証概要(方法)
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実施場所:大阪府東大阪市 株式会社ミヤマエ
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使用機材:研究開発用途で使用されるゴルフショットロボ「ゴルフショットロボ ROBO-10 3DX」
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検証クラブ:NOOG ワンレングスアイアン
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測定番手:4I/5I/6I/7I/8I/9I/PW(計7番手)
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打球数:各番手 5球(平均値で比較)
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検証条件:
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同一スイングパターンでクラブのみ交換
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ヘッドスピードは40.1〜41.0m/sの範囲に揃えて測定(全番手)

検証結果
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ヘッドスピードが一定でも、番手を変えるだけで飛距離が段階的に変化
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4I〜PWを1番手ずつ変えると、おおむね約10ヤード刻み(10ヤード弱)で飛距離差が生じる結果となりました。
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4I:163.6yd
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5I:153.2yd
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6I:145.7yd
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7I:136.9yd
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8I:128.6yd
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9I:119.5yd
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PW:109.1yd
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- 「同じ長さ=距離差が出ない」という懸念に対して、機械計測の再現性で反証できるデータを取得
※本検証はロボットによる固定条件での結果であり、実際の飛距離は使用者のスイング・打点・入射角・スピン量等により変動します。
【平均総飛距離と平均クラブスピード】

【検証結果の全データ一覧】

関係者コメント
株式会社ミヤマエ ミヤエポック事業部開発部:古茂田
今回のポイントは、スイング条件を固定した状態でクラブだけを入れ替え、番手差だけを見られる点です。
平均クラブスピードは40.1〜41.0m/sと狭い範囲に収まり、条件が揃った中で、総飛距離は4I 163.6ydからPW 109.1ydまで段階的に変化しました。
番手間の差も7.5〜10.4yd(平均9.1yd)と連続しており、ワンレングスでも“番手通りの距離差が出る”ことを、再現性の高い形で示せたと考えています。
